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外壁塗装でよくある近隣トラブルまとめ!予防法と対処法も解説

2021.05.08
外壁塗装は約2週間の工期がかかることもあり、施工期間中に近隣トラブルが発生するケースも少なくありません。

そのため、外壁塗装を検討している方のなかには、
「外壁塗装をしたいけれど、近隣トラブルが不安」
「外壁塗装ってどんな近隣トラブルがあるの?」
など、外壁塗装を行ううえで、近隣トラブルについて気になっている方も多いでしょう。

そこで今回は、外壁塗装でよくある近隣トラブルの事例や予防法、対処法などを解説します。これから外壁塗装をする方は、ぜひ最後までご覧ください。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装は近隣トラブルが起きやすい


結論として、外壁塗装は近隣トラブルが起こりやすいといえます。

外壁塗装の施工期間は約14日あり、天候によってはさらに長期化する可能性があります。その間、業者の車が頻繁に出入りしたり、足場が組まれていたりするほか、高圧洗浄の汚水や塗料が周囲に飛び散るなど、近隣住民がストレスに感じやすいことが多く発生するのです。

数日であれば我慢できることも、14日以上続くとストレスになって、クレームを入れられることも少なくありません。

ただ、どのような近隣トラブルがあるのか、予防法や対処法を知っておくことで、リスクを軽減できます。

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外壁塗装工事でよくある近隣トラブル8選

では、外壁塗装で起こりやすい近隣トラブルの事例を見ていきましょう。

1.工事が始める前に説明がなかった

外壁塗装工事を行うときは、事前に近隣住民の方へ挨拶を行うのがマナーです。

いつ、どこで、どのようなことをするのか具体的に伝えて、納得してもらったうえで工事を始めるようにしましょう。もし、何の説明もなく工事を始めてしまうと、近隣住民の方は不信感を持つことになり、クレームやトラブルにつながりやすくなります。

なお、挨拶に行くタイミングは工事の1週間前を目安にするとよいでしょう。その際、工期や作業時間、施工内容、騒音や臭いで迷惑をかける可能性があることなどを説明しておくと安心です。

2.業者の車両の出入りが邪魔

外壁塗装工事では、業者の車両の出入りや駐車によって、トラブルになることがあります。

もちろん、業者はあらかじめ駐車スペースを確保しますが、道具を運ぶときなどに、近隣住民の方の住宅の近くを頻繁に茶量が出入りするようになります。また、一時的に駐車している車両が、邪魔になって迷惑になることもあるでしょう。

このように、業者の車両に関して、近隣トラブルが発生することもよくあるといえます。

3.騒音がうるさい

外壁塗装工事では、騒音に関するトラブルも起こりがちです。

とくに大きな音が出やすいのは、足場の組み立てと解体、外壁洗浄です。これらの作業による騒音レベルは80〜90dbと言われており、犬の鳴き声やパチンコの店内と同等レベルとされています。

一時的であるとはいえ、家で過ごす時間が多い方やリモートワークをしている方にとっては、大きなストレスとなるでしょう。

4.高圧洗浄の水の飛散によるクレーム

外壁塗装では、塗装工程に入る前に、高圧洗浄機を使って外壁の汚れを落とす作業が行われます。

その際、高圧洗浄で飛散した汚水が近隣の住宅や植木鉢、車に飛散してしまい、トラブルになるケースも少なくありません。

通常、足場に飛散防止ネットをかけて汚水が飛び散らないよう作業していますが、完全にシャットアウトできず、トラブルになることがあります。

5.塗料の飛散によるクレーム

高圧洗浄機の水のほか、塗料の飛散によるトラブルもよくある事例の一つです。

塗装作業を屋外で行い外壁塗装では、塗料が隣家の外壁やカーポート、車などに付着してしまい、トラブルとなりやすいのです。塗料が付着しないよう、養生をするのは大前提ですが、もし、トラブルになったときは適切な対処をすることが求められます。

もし、トラブルが大きくなったら、損害賠償を求められることもあるため、後で解説する事前の予防法と対処法を知っておくことが重要です。


6.塗料の臭いが気になる

外壁塗装では、塗料の臭いがトラブルの原因となることもあります。

外壁塗装で使用される塗料には、有機溶剤を含むものもあり、刺激の強い臭いを発します。そのため、臭いが気になる方は窓を閉め切って生活してもらうなどの対策をしてもらう必要があり、ストレスをかけてしまうことになるのです。

臭いの弱い塗料もあるものの、耐用年数や予算などの兼ね合いから、臭いの強い塗料を選ばざるを得ないケースがあるため、塗料の種類によっては臭い対策を慎重に行うことが求められます。


7.赤ちゃん・妊婦・ペットがいるのに不安

外壁塗装を行う際、赤ちゃんや妊婦、ペットがいるため不安だと近隣住民に言われるケースもあるでしょう。

しかし、外壁の劣化を放置するわけにもいかないため、悩む方も少なくありません。

その場合、臭いの少ない塗料を選んだり、あまり騒音を立てないように業者に配慮してもらったりして、対策を行っていることを近隣住民に説明することをおすすめします。

いずれにしても、外壁塗装はいつか行わなければならないため、きちんと説明したうえで、施工を進めるようにしましょう。

8.業者のマナーが悪い

外壁塗装を行う業者のマナーが悪いと、近隣トラブルの原因になります。

たとえば、業者の車両が道を塞ぐように置かれていたり、タバコのポイ捨てがあったりして、近隣住民からクレームが寄せられるケースがあります。さらに、無許可で近隣の住宅の敷地内に入る、休憩時間などに大声で話すといったことで、クレームとなることもあるでしょう。

トラブルの元を少なくするためにも、契約前に業者の対応や口コミを確認し、信頼できるかを慎重に判断しましょう。
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外壁塗装の近隣トラブルを避ける予防法


外壁塗装では、塗料の飛散や工事中の騒音、塗料の臭いなどのトラブルが発生することがあります。トラブルが発生すると、近隣住民との関係性に影響する可能性もあるでしょう。そのため、トラブルを未然に防ぐためにも、あらかじめ対策しておくことが大切です。

ここでは、近隣とのトラブルを防ぐためにも、事前にしておいたほうがいい対策について詳しく見ていきましょう。

近隣の住宅に挨拶を行う

工事の種類によるものの、一般的な外壁塗装工事の場合、足場を設置したり、高圧洗浄機を使用したりなど、騒音が発生することがほとんどです。また、少なくとも3~7日程度の工期がかかることから、長い間、近隣住民に迷惑をかけてしまう可能性があります。

そのため、着工前に、近隣の住宅に工事を行う旨の説明に加え、挨拶することが大切です。事前に挨拶をしておくことで、突然工事を始めるよりは心象がよくなり、トラブルにつながりにくくなるでしょう。

また、あらかじめ、騒音や塗料の臭いに関する説明をしておくことで、近隣住民も心構えができることから、大きなトラブルに発展しにくいといえます。


臭いが少ない水性塗料を使う

外壁塗装では、どうしても塗料の臭いを完全に防ぐことはできません。しかし、昨今は臭いが少ない水性塗料も豊富にあることから、悪臭によるトラブルを防ぐためにも、そういった塗料を使うことも検討するといいでしょう。

たしかに、耐久性の観点からいうと、水性塗料は溶剤系塗料よりも耐久性が劣るといったデメリットがあります。しかし、塗料の臭いを大きく抑えられることから、トラブルになりにくいのがメリットといえるでしょう。

吹き付け塗装を行わない

外壁塗装工事では、大きく分けて「手塗り」と「吹き付け」の2種類があります。手塗りは、文字通り、人の手によって外壁を塗装していく作業であることから、飛散しにくく、周りに塗料が付着しにくいのが特徴です。

一方、吹き付けの場合、スプレーガンなどを使用することから、塗料が飛散しやすく、周囲の塗料が付着してしまうといったリスクがあります。とくに近隣住宅との距離が短い場合、吹き付け方式で外壁塗装を行うと、隣の家まで塗料が飛んでしまう恐れがあります。

したがって、塗料の飛散を防ぐためにも、吹き付けは行わず、手塗りを徹底するのがいいでしょう。

気配りが行き届いている業者を選ぶ

数多くの外壁塗装業者がある中、それぞれ価格や保証制度、アフターサービスなどに違いがあります。さらに、マナーや対応にも違いがあることから、トラブルを未然に防ぐためにも、しっかりと対応してくれる業者を選ぶことをおすすめします。

たとえば、近隣住民への挨拶は徹底してくれるのか、塗料が付着してはいけないところの養生作業をしてくれるのかどうかなど、あらかじめ確認しておくことで、気配りが行き届いている業者かどうかを判断んできるでしょう。

近隣トラブルは業者を中心に解決してもらう

近隣トラブルは、基本的に業者を中心に解決してもらうようにしておくのがおすすめです。

そもそも、塗料の飛散や業者のマナー違反によるトラブルは業者が対応すべき問題であり、施主が謝っても、状況が改善されなければトラブルは解決できません。また、トラブル対応を求めている近隣住民も、業者からの説明を求めていると考えられます。

施主がトラブルのときに全く関与しなくてよいわけではありませんが、万が一トラブルが発生したときは、業者を中心に解決してもらえるか確認しておくようにしましょう。
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外壁塗装で近隣トラブルが発生した際の相談先と対処法


外壁塗装では、「工事車両が邪魔」「塗料の飛散」「塗料の臭い」「騒音」「業者のマナーの悪さ」などが原因で近隣とのトラブルが発生する可能性があります。近隣の関係性を損なわないためにも、万一トラブルが起きたらしっかりと対応することが大切です。

ここでは、外壁塗装工事において、近隣とのトラブルが発生したときに、どこに相談すればいいのか、そしてどういった対処をすればいいのかを詳しく見ていきましょう。

業者に対応してもらう場合

「塗料の飛散」「騒音」「塗料の臭い」などが原因のトラブルについては、すべて業者に対応してもらいましょう。外壁塗装工事中に塗料が飛び散り、近隣の建物や車などに付着してしまった場合は、業者が近隣住民に直接話をして、賠償などの対応を行うのが一般的です。

また、工事中の騒音については、どうしても発生するものの、過度な騒音が発生している場合は施工者側が配慮をする必要があります。したがって、騒音トラブルについても実際に工事を行っている業者に対応してもらうのがいいでしょう。

自分で対応する場合

外壁塗装をDIYで行う場合は、すべての責任が自分にあるため、塗料の飛散や騒音などのトラブルが発生したら、自分で対応しなければなりません。

ただし、DIYではなく、すべての外壁塗装作業を業者に依頼している場合は、自分で対応する必要はなく、基本的には業者にすべての対応を任せるのがいいでしょう。

第三者へ相談する場合

通常、外壁塗装工事中に発生したトラブルについては、業者が対応しなければなりません。しかし、業者によっては、真摯に対応してくれなかったり、対応したにもかかわらず解決しなかったりする場合もあるでしょう。

その場合は、第三者機関に相談することが大切です。たとえば、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは、リフォームに関するトラブルの相談を受け付けており、電話やメールから気軽に相談できる環境が整っています。
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まとめ


今回は、外壁塗装で起こりやすい近隣トラブルについて解説しました。

外壁塗装では、事前の説明が不十分だった、塗料や水の飛散、業者のマナーが悪いなど、さまざまなことが火種になってトラブルになりがちです。不適切な対応では、損害賠償を求められてより大きな問題へと発展する可能性があるため、事前に起こりやすいトラブルや予防法、対処法を知っておくようにしましょう。

ぜひ今回の記事を参考に、近隣トラブルのない外壁塗装を実施してください。
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